毎度です、YUUです!
前回の続き、辞めると言い出したイケボさんを止めようとあの手この手で奮闘するオーナー、そのオーナーから特命を受けてイケボさんに接触して一緒にご飯までは何とかなったのですが……。
終わった出番の終った今だから言えることです。
「ちょっとは労え」←コレ!
そもそも何故辞めるんだっけ?
YUUさんとしては完全に見落としていた所です。
そもそもですが、イケボさんは店長代行の適当さに呆れて辞めると言い出したのです。
バックヤードやバックカウンターの異常なまでの散らかし具合、新人さんを翌日には音信不通でバックレさせる新人殺し、あからさまな下らない言い訳withオーバーリアクション、等々……。
罪状は数知れずですが、少なくともYUUさん達が現地で感じているであろうことは全て感じ、それが限界に来てしまった、という感じでした。
それを思い出したあたりで、ようやくイケボさんの話が頭の中に入ってくるようになったのは不思議ですね。
やっぱり焦ったら彼の掌の上で転がされるだけ、落ち着いてみれば何とか平気そう。
ということは、ですよ。
その店長代行を何とかする、もしくは全員の前で一泡も二泡吹かせれば辞められずに済む……?
でもそのためにはどうすれば……?
策略家イケボさん
「……YUUちゃん、なんか結構難しく考えてない?」
色々考えてた時に投げかけられた言葉ですが、それでもまだ色々と考えてましたね。
でもそれすら馬鹿馬鹿しく思えるようなことをイケボさんが話してくれました。
要約するとこうです。
- 店長代行が何とかならないと店がヤバい
- 言った所で聞かないなら行動するしかない
- 普通にダメージを与えても懲りないならそれ以上のダメージを与える必要がある
- そうだ、店長代行を理由に辞めると言おう
- まずオーナーが色々行動するけど店長代行は懲りない
- 次いでYUUさんがオーナーに頼まれて交渉に来る
- オーナーの金で食事ご馳走様
- YUUさんには交渉失敗とオーナーに伝えてもらう
- オーナーは店長代行にさらに話をし、自身も立て直しにかかる
- しかし店長代行は懲りていない(or表面だけ懲りたフリ)
- 月末に変わっていないを理由に辞めると宣言
- その時になって初めて事の重大さに気づく店長代行を説教
- オーナーからも出る説教で完全に撃沈した店長代行を見て退職撤回
という感じ。
え、何? 元からそんなつもりでいたの?
驚くのは7まで完全にイケボさんの筋書き通りだったということです。
YUUさんだってまんまと騙されてましたよ、だってイケボさんは怒り心頭で辞めるって言ってたんですもの!
なにこのドッキリ。
ホント、この人は盛大なイタズラが好きなんだから……。
そう言えば系列店の店長さんも、盛大なドッキリにかけられたって言ってたな。
よく考えたらオーナーにも平気な顔でドッキリしかけたこともあったっけ。
ということはアレか?
YUUさん達は最初からイケボさんに遊ばれていたってこと?(苦笑
でも結構興味がある
イケボさんの話してくれた『店長代行を月まで吹っ飛ばす作戦』(ホントにこの名前つけてた)ですが、その時の店長代行の表情には興味があります。
何しろ自分のせいで絶対的エースを失うワケですし、安易に構えていたことが裏目に出た時の絶望感、これは良い薬になるんじゃないかと。
となると、彼の話には乗らざるをえないでしょう!
今まで散々迷惑をくらってますからね、ここらへんで盛大なお礼をしておかないと(悪い顔
月まで吹っ飛ばす作戦を聞いたとき、一瞬でぐったりしたのを覚えています。
ただイケボさんが残るというのは確定しているようですし、お店が吹っ飛ぶことは無さそう。
それに関してはオーナーも喜んでくれるでしょう。
が、8であるようにYUUさんが交渉失敗をオーナーに伝えなくてはなりません。
店長代行が吹っ飛ぶ前にオーナーが月まで吹っ飛ぶんじゃあ……?
さて、これに関してはどう伝えれば良いのか悩むところです。
何しろ一番心配というか、焦っているオーナーを出し抜くことにもなるんですから。
なお、当のイケボさんはずっとゲス顔のままコーヒー飲んでました。
YUUさんの苦労も少しは知ってよ!
という訳で、辞め行くエースへの交渉②でした。
最終的に全ては店長代行へのお仕置きということでまとまりましたが、なんだか面倒なところにいるんだなぁと今更ながら思っています。
ここまで順調に読んでいたイケボさんには頭が上がらないですし勝てる気もしませんが、さてこれからどう転がるやら……。
つか、なんやかんやで変な仕事任されているYUUさんを労ってもらいたい気持ちでいっぱいです。
最終的にイケボさんが残るんですから、オーナーには倍の金額を請求してやろうかな……。
ではでは(‘ω’)ノシ
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